機能性表示食品(植物由来成分)の新規届出情報
「機能性表示食品」として新しく届けられた
ハーブ及びフィトケミカルを含む食品についてお知らせします。
12月届出公表分
届出番号 F623
商品名 プロシアニジン
届出者名 株式会社東洋新薬
機能性関与成分 プロシアニジンB1及びB3
関与成分を含む原材料 松樹皮抽出物
表示しようとする機能性
本品には、プロシアニジンB1及びB3が含まれるので、加齢とともに低下する血管の柔軟性(血管を締め付けた後の血管の拡張度)維持に役立つ機能があります。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 2.4㎎
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42006300410103
〔参考〕既に、「悪玉(LDL)コレステロールを下げる機能」で届出されており、新機能の届出となる。機能性表示食品としても「血管の柔軟性維持」は初の機能性です。
届出番号 F625
商品名 アップルシールド
届出者名 株式会社元気生活
機能性関与成分 りんご由来プロシアニジン
関与成分を含む原材料 リンゴ抽出物
表示しようとする機能性
本品には、りんご由来プロシアニジンが含まれます。りんご由来プロシアニジンには紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性が報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 55 mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42009100270102
〔参考〕既に、従来は、「内臓脂肪を減らす機能」「肥満気味な方の体重、体脂肪、内臓脂肪、ウエストサイズの減少をサポートすることにより、高めのBMIを減らす機能」が届けられており、新機能の届出となる。
番号 F549
商品名 茶フッ素タブレット
届出者名 株式会社タイヨーラボ
機能性関与成分 緑茶フッ素
関与成分を含む原材料 緑茶抽出物
表示しようとする機能性
本品には緑茶フッ素が含まれます。緑茶フッ素には歯の再石灰化を促進し、歯の表面を改善してむし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にすることで歯を丈夫で健康にする機能が報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 100μg
詳細はこちら>>
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42006220380102
〔参考〕緑茶由来の成分は、カテキン等が既に届出されていますが、フッ素は初です。
届出番号 F577
商品名 まるごと桑の葉
届出者名 トヨタマ健康食品株式会社
機能性関与成分 桑の葉由来イミノシュガー
関与成分を含む原材料 桑葉粉末
表示しようとする機能性
本品には桑の葉由来イミノシュガーが含まれます。桑の葉由来イミノシュガーは、食事に含まれる糖の吸収を抑えて、食後に上がる血糖値を抑える機能が報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 3.86mgを1~3回
詳細
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42009150170102
〔参考〕桑の葉由来イミノシュガーは、複数の関与成分の1つとして届けられている製品は、過去にいくつかありますが、単独の関与成分としての届出は初。
届出番号 F578
商品名 「肝ファイン」
届出者名 株式会社ヤクルト本社
機能性関与成分 紫サツマイモ由来アントシアニン
関与成分を含む原材料 さつまいも汁
表示しようとする機能性
本品には紫サツマイモ由来アントシアニンが含まれています。紫サツマイモ由来アントシアニンには、健康な人の健常域でやや高めの肝機能に関連する酵素(AST、γ-GTP)値の低下に役立つ機能があることが報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 401mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=41911080150104
〔参考〕アントシアニンについては、ビルベリー由来とカシス由来が既に届けられていますが、紫サツマイモ由来は初の届出です。また、従来のものは、目の機能性に対するものであり、アントシアニンとして肝機能に対する機能性は初です。
届出番号 F583
商品名 発芽玄米の底力
届出者名 SBIアラプロモ株式会社
機能性関与成分 GABA、γ-オリザノール
関与成分を含む原材料 玄米
表示しようとする機能性
本品はGABAを含みます。GABAは、血圧が高めの方の血圧を下げる機能が報告されています。
また本品は、血中の中性脂肪や総コレステロールを低下させる機能が報告されている成分を含みます。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 GABA 12.3mg γ-オリザノール22.3mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42004010540103
〔参考〕GABAは、届出で最も多い機能性関与成分ですが、γ-オリザノールは初です。
また、γ-オリザノールは、専ら医薬品成分に分類されているため、機能性表示の記載が従来の記載と違い、関与成分名が表記されない機能性表示文言になっています。専ら医薬品成分に分類される成分を機能性関与成分として届けられた第1号です。
(報告:千葉 一敏 学術委員)