機能性表示食品(植物由来成分)の新規届出情報
「機能性表示食品」として新しく届けられた
ハーブ及びフィトケミカルを含む食品についてお知らせします。
7月届出公表分
届出番号 G138
商品名 静岡県産オーラック緑茶べにふうき微粉末スティック
届出者名 やまと興業株式会社
機能性関与成分 メチル化カテキン
関与成分を含む原材料 緑茶(べにふうき)
表示しようとする機能性
本品にはメチル化カテキンが含まれています。メチル化カテキンは、花粉、ホコリ、ハウスダストなどによる目鼻の不快感を軽減させることが報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 40mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42009160560103
〔参考〕
メチル化カテキンは、従来は、「ホコリ、ハウスダストなどによる目鼻の不快感を軽減させる機能」ことで届けられていましたが、今回は、「花粉」が追加されました。
届出番号 G139
商品名 快眠セサミン
届出者名 サントリーウエルネス株式会社
機能性関与成分 セサミン類、L-テアニン (セサミン類という名称は、セサミン及びエピセサミンの総称)
関与成分を含む原材料 セサミン (ゴマに含まれる成分)
表示しようとする機能性
本品には、セサミン類、L-テアニンが含まれます。 抗酸化力があるセサミン類には、日常生活において疲れを感じている健常な中高年の方の寝つき、眠りの深さ、寝覚めという体調を良好に保つ機能があることが報告されています。 L-テアニンには、睡眠の質の一部である起床時の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 10mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42012070640102
〔参考〕
セサミンとしての届出は過去に2件あり、内1件は届出撤回済。もう1件は、セサミン・セサモリン機能性関与成分として、「高めのLDLコレステロール値を低減させる機能」が届けられていました。セサミン類としては、初の届出です。
届出番号 G144
商品名 日清MCT(エムシーティー)オイル
届出者名 日清オイリオグループ株式会社
機能性関与成分 中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)
関与成分を含む原材料 中鎖脂肪酸油 (パーム(アブラヤシの実)、ヤシ(ココヤシの実)から抽出した油)
表示しようとする機能性
本品には中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)が含まれます。中鎖脂肪酸(オクタン酸、デカン酸)はBMIが高めの方のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されています。BMIが高めでおなかの脂肪が気になる方に適した食品です。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 中鎖脂肪酸1.6g(オクタン酸1.2g、デカン酸0.4g)
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42011200430104
〔参考〕
特保では、中鎖脂肪酸は許可されているが、機能性表示食品では、中鎖脂肪酸は初登場です。
届出番号 G159
商品名 「PapriX(パプリックス)パプリカエクササポート」
届出者名 グリコ栄養食品株式会社
機能性関与成分 赤パプリカ由来キサントフィル
関与成分を含む原材料 パプリカ色素
表示しようとする機能性
本品には、赤パプリカ由来キサントフィルが含まれます。抗酸化作用を持つ赤パプリカ由来キサントフィルには、運動によって生じる一過性の疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
機能性関与成分の一日当たりの摂取目安量 9mg
詳細は
https://www.fld.caa.go.jp/caaks/cssc02/?recordSeq=42102010370103
〔参考〕
赤パプリカ由来キサントフィルとしては、「肥満気味の方(体脂肪が気になる方、BMIが高めの方)の体脂肪(皮下脂肪および総脂肪)を減らすのを助け、BMI値を改善する機能」「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能」が届けられていましたが、今回、一過性の疲労感の軽減が、新しい機能性として届けられました。
(報告:千葉 一敏 学術委員)